勉強法のポイント
出題傾向が研究されているテキストを、案内ガイドをつけて学ぶ
効率性を重視しないと勝てません
行政書士の試験対策で一番重要なのは法令の基本テキストです。どんなに能力の高い方でも、内容の充実したテキストを使用しなければ、短期合格はむずかしいです。みなさんの法律への理解度(法学部出身かどうか)や編集のされかたの好みなどを考えながらとことん探すようにしてください。
しかしこの「内容が充実」というところがむずかしいのです。単にページ数が多い厚いテキストなら充実しているとは決して言えないのです。真実はその反対だったりします。
「内容が充実したテキスト」のポイントとは、毎年の出題傾向が研究されていて、試験に出やすいところが効率よくまとまっている教材のことです。とすると、本当に良いテキストは、むしろ情報量がコンパクトなることがおわかりになるでしょう。
理屈としてはそうなのですが、初学者の方がそこのところを見極めるのはなかなか大変です。何年も行政書士の勉強を続けている方なら、要点がまとまっているかどうかの判断はつきます。しかしまったく初学者の方にとっては、そもそもどこが要点かもわからなくて当然だかです。
教材選びについて聞かれる時は、わたしはなるべく資格の専門学校や通信講座をお薦めするようにしています。なぜなら教育機関の教材は、それだけを使用して受講生を合格へ導くよう教材を研究しているからです。自分で教材を選ぶ必要がなく、労なく優れた教材が揃うというは、実はそれだけ凄いことなんです。毎年の合格率をきちんと公開している実績ある教育機関なら、まずまちがいありません。予算がムリでないようでしたら、そうすることが無難です。
●講師にガイドしてもらう学習が無難です。
スクールや通信講座をお薦めする理由はもうひとつあります。当たり前のことですがそれは、講師に教われることです。教材のクオリティーは非常に大切です。しかし教材が良ければそれで勉強がすんなり進むかといえば、そうでもありません。やはりガイドがいないと、迷わず前へ進むことはできません。大げさな話ではなく、このことは、登山にガイドがいた方が安全ということと同じレベルで考えてください。すぐれた教材をガイドするという意味では、スクールも通信講座も講師の力量はまったく互角です。
●隙間時間を大事に使いましょう。
行政書士の学習には1年間などの長期対策が必要です。毎日一定量の学習時間を確保することが大切ですが、働きながら勉強をする方にとって、机に向かう時間には限界があります。この1年だけは普段は何気なくやり過ごしている時間も活かすようにしてください。これは誰もが言うことですが、通勤の往復時間や喫茶店での一息などの時間を活かすことです。隙間時間を1日1時間活かすだけで年300時間以上の学習量を確保できます。隙間時間の学習には、iPodで聞けるようなメディア教材を使うのが最も効率的です。多くの通信講座(一部専門学校)がメディア教材を提供していますので、十分検討してみてください。